普段の一日を振り返る |
夕一にはブラックコーヒーである。
口中に広がる苦味が「砂糖入れ忘れちまったぜ・・・」と某Bの思考を働かせる。
それからすることといえば、特にない。
パソコンつけて色々見て色々満足して風呂に入りご飯を食べる。
某Bはダメ人間であった。風呂場で転びそうになった。
ただ勤労という概念を頭から排除することにかけては
宇宙随一の才能を持つ人間であった。要するにダメ人間であった。
食事を運ぶ際も転びそうになった。
午後6時前、仕事という下衆な社会に向かう。
某Bは孤高であることを望むが故いつも一人なのであり
決して人に話す勇気がなかったりとか人に対して怯えを持ってるわけではなかった。
全然違うよ。マジで。
特に何事もなく帰路。某Bは勘違いをしやすい。
電車内で女の子が妙に近づいたりすると少女は某Bの身体を
少女のあんなところやこんなところに触れさせたところで「キャー!痴漢よー!」
と叫び周囲の怖いおっちゃん達(←少女と打ち合わせ済みなのである)に包囲させ
警察に突き出し多額の損害金を請求してくるのではと不安になりビクつくのである。
男性専用車両が欲しい年頃である。
と思ったが車で通勤しているので上記は全部妄想なのだった。
結局留置所にも容れられることなく家に着いた某Bは
またパソコンをつけこうやって嘘100%の若干フィクション話をモニターに向かい
淡々と打ち込み「何をやってるんだろうなぁ私は」とか独り言を呟くのであった。